世界共通という素晴らしさ
こんにちは 「なないろ音楽教室」
ヴァイオリン講師の中陳です。
ヴァイオリンを習い、教えていて良かったなと思うことは数知れませんが、
一番はヴァイオリンは持ち運びがしやすく、コミュニケーションツールになるということです。
私の生徒さんはお父さまの海外転勤、また留学をした子がたくさんいますが
みなさんバイオリンを持って日本を離れます。
海外では言葉も違い、友だちもいない世界に飛び込まなくてはいけません。
現地の学校に行ったら、会話はもちろん、勉強も宿題も外国語。
はじめは緊張する毎日のことと思います。
そんな生徒たちは、海外生活の中で、ヴァイオリンは素晴らしい楽器だという事を改めて感じたと言います。
自分の傍にヴァイオリンがあることで、その国の人たちとセッションするという楽しみが出てきます。
はじめは友人がいなくても、楽器を通して人間関係が広がっていくと、海外生活が楽しく豊かになり、
充実した日々に変わっていきます。
世の中の音楽にはジャンルがたくさんありますが、
クラシックが何より素晴らしい!
クラシック音楽は「世界共通」ということ。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、etc…
作曲家が曲を作ってから何百年も経っていますが、今も変わらず愛され、演奏されています。
1つの曲を一緒に弾くのも良いでしょうが、Duo 、trio、quartetto、octetなど少人数で演奏するのも素敵なことですし、
編成の大きいオーケストラに参加し、たくさんの仲間と演奏するも楽しいでしょう。
ヴァイオリンを、クラシック音楽をやっていたら言葉はいりません。
共通の曲だからこそ、海外の人とも迷うことなくセッションができます。
自分が弾ける曲を海外の人が演奏していると
それだけでも嬉しく、躍動するのではないでしょうか。
世界共通の曲を一緒に演奏し、そこで人と人のつながりを築いていく
これがクラシック音楽の醍醐味です。