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心の成長

なないろ音楽教室 大田区 下丸子

心の成長

こんにちは。「なないろ音楽教室」ヴァイオリン科講師 安田です。

先日、スズキ・メソードのピアノ科の卒業式があり、(1つ前のコラムに卒業制度についての記載があります)

ピアノ協奏曲 第23番 k.488(モーツァルト)1、2、3楽章

のオーケストラ伴奏を関東地区指導者オーケストラメンバーの一員として演奏しました!

本番2週間前、ピアノとオーケストラの合わせ練習。ピアノソロは本番同様、暗譜で演奏です。

普段と全く違う環境。緊張し、オーケストラの音に圧倒され、どこを弾いているか分からなくなり上手く弾けなくなってしまった子がいました、、
終始不安な表情でしたが、めげずに演奏。

自分の出した音だけでなく、周りのオーケストラの音を聴き一緒に演奏することの難しさを感じていましたが、

短時間でたくさんのことを学び吸収し、より良い演奏にしようと努力する姿をみて、私自身も学ぶことがたくさんありました。

本番では堂々と演奏し暗譜もバッチリ。技術面の努力、成長だけではなく気持ちの面、心の成長を感じ、感極まるものがありました。

「自分の出した音だけでなく周りの音を聴いて合わせる」アンサンブルをする上でとても大切なことです。

このことは日常生活でもいきてくるのではと思います。視野を広げ、自分のことだけでなく相手のことを考える。思いやりを持って行動する。

指導をしていると、技術面だけでなく心の成長を感じる場面がたくさんあります。今後もたくさんの成長を身近で感じていきたいです。

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「ダ・ポンテ」

ダ・ポンテ

「ダ・ポンテ」

こんにちは。「なないろ音楽教室」ヴァイオリン講師の安田です。

先日、音楽劇『ダ・ポンテ〜モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才〜』を観てきました!

ダ・ポンテとはどんな人物?今日はダ・ポンテについて簡単に解説したいと思います。

モーツァルトの名作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」

200年以上を経て今もなお愛される作品が誕生した背景には、台本作家ロレンツォ・ダ・ポンテの存在がありました。

1781年ウィーン。女好きで詐欺師のダ・ポンテは、ある事件を起こし、故郷ヴェネツィアを追われ、その才覚と手練手管でウィーンの宮廷劇場詩人の座までのぼり詰めます。

しかし宮廷作曲家アントニオ・サリエリに言われるがままに書いたオペラの処女作を酷評され、行き場を失ってしまいます…

そんなダ・ポンテの前に現れた、作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

彼もまたあふれる才能を持て余していて、二人は意気投合。革新的なオペラを作ることを決意します。

曲について勉強する時に、作曲家や背景も分かると音楽の幅が広がり、更に楽しめますね。

皆様も是非、演奏するだけでなく、作曲者や背景について調べてみてください♪

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オーケストラ

なないろ音楽教室 大田区 下丸子

オーケストラ

こんにちは。「なないろ音楽教室」ヴァイオリン講師の安田です。

私は映画、ドラマ、舞台やミュージカルなどを観ることが好きなのですが、本日は最近見始めたアニメを紹介します。

「青のオーケストラ」

とある理由でヴァイオリンを弾くのを辞めた、元・天才少年、青野一(あおのはじめ)が、将来の進路を漠然と考えていた中学3年の秋、一人の少女と高校のオーケストラ部と出会い、止まっていた彼の時間が動き出していく

という音と音、人と人が繋がっていくアンサンブル青春ドラマです。

そもそもオーケストラ、アンサンブルってなに?クラシック音楽についてあまり知らないなぁ、、という方でも、「あ!この曲、聴いたことある!」となる普段から馴染みのある曲

例)
パッヘルベル カノン
ヴィヴァルディ 春
バッハ G線上のアリア 
ドヴォルザーク 新世界

が沢山演奏され、また、楽器、オーケストラ、曲目についての分かりやすい説明もあるため、事前に知識がなくても楽しめます。

また「周りの音と合わせる」ことは難しいですが、やはり仲間と一緒に演奏するアンサンブルは楽しい!ということが伝わるドラマです。

毎週日曜午後5時〜NHK Eテレ
Prime Video
漫画もありますが、目でも耳でも楽しめる映像がオススメです♪

楽器は何歳からはじめても楽しめます。お友達にも紹介していただき、このアニメを観て、楽器を習ってみたい!今後アンサンブルにチャレンジしたい!という方が一人でも増えると嬉しいです。

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上達するために必要なこと

なないろ音楽教室 大田区 下丸子

上達するために必要なこと

こんにちは。「なないろ音楽教室」ヴァイオリン講師の安田です。

「楽器が上達するためには何が必要?」

皆様はこの質問をされたら何と答えますか。

ジャンルが違いますが、将棋の羽生善治九段、藤井聡太竜王、2人に、物事を上達するためのコツを伺うインタビューがあり、印象に残ったので、今日はその話を書きたいと思います。

2人のことは、将棋が詳しくない方も知っている方が多いのではないでしょうか。藤井聡太さんはまだ20歳と若いですが、デビュー戦から29連勝という大記録を打ち立て話題になりましたね。

「上達するためには何が必要か?」

羽生さんの答えは「集中する時間を長くすることが上達につながっている」でした。

確かに、楽器をはじめたばかりの小さな生徒、最初はすぐ「つかれた〜」と言ったり、フラフラしてしまったりする子が多いですが、だんだん出来ることが増え、夢中になってくると2分、3分、5分、10分、30分と集中する時間がどんどん長くなっているなと。

集中する時間が長くなった頃には、いつのまにか弾ける曲が増え、上達もしています。

何かに夢中になり集中することは、他の分野にもいきていきそうですね!

さあ、藤井さんは何と答えたでしょうか。

答えはとてもシンプルで「上達には楽しいという気持ちが欠かせない」でした。

好きで楽しんでいる子は、自ら積極的に練習し、どんどん上手くなっていますね。

「集中すること、楽しむこと」

生徒が集中し楽しめるよう、日々試行錯誤しながらレッスンをしよう!と改めて感じたエピソードでした。